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NHK「おはよう日本」(6月14日)で違法民泊対応紹介

投稿日:2018年06月14日

住宅宿泊事業法の施行が明日6月15日に迫る中、NHK「おはよう日本」で違法民泊の実態が紹介されました。この東京都内のマンションは以前から違法民泊の営業が続けられており、管理規約改正後も管理組合からの再三の中止勧告にもかかわらず、違法営業を続けてきたものです。ハウスルールでは、何かを尋ねられても「airbnb利用とはいわず、海外からのトモダチだと言う」ようにと指示されるなど巧妙で悪質な事業になっていました。管理組合では2年にわたり居住者以外の不審者の入退出の記録を取り、防犯カメラの映像も証拠として保管するほか、airbnbで実際に申し込み入室した際の室内の様子など、様々な方法で違法事業者に立ち向かっていく様子が伝えられました。番組では取り上げられませんでしたが、仲介サイトを通して支払した領収書は違法な旅館業の決定的証拠になります。こうした違法事実の証拠の積み上げは、違法事業の特定に有効であり、今後保健所など行政機関と連携しながら、適正化に向けて進めていくうえで、好事例となります。

★管理組合で民泊を禁止するには規約で禁止を定めることが大前提ですが、規約で禁止してお終いではなく、日常管理の中で、不審な旅行者をチェックし、そうした事実があれば、保健所と連携しながら毅然とした対応をとっていく、これが違法民泊から居住環境を守る鉄則です。住宅宿泊事業法施行直前のタイミングで、今のヤミ民泊の実態を的確に報道したニュースだと思います。

 


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